セピオライト床下調湿剤SEPIOLITE

水分の吸収性と放出力

寒暖の差や住宅構造により発生する結露や大気中・土壌の湿気を吸収。また乾燥時は湿気を放出して床下空間の湿気の調整を自然に行い、一年通して床下を適湿状態に保ちます。

家屋の密閉度が高まるにつれ、床下など閉めきった場所での湿度は上昇の傾向にあります。とくに多湿空間となりやすい床下は木材を腐りやすくし、白アリやダニなどの発育・カビの発生を招き、住まいの老朽化を早めます。住まいをじょうぶに保つには今や優れた調湿剤の選択が欠かせません。 最近よく耳にするアトビー性皮膚炎やアレルギー体質の要因にも挙げられるハウスダストもまた、こうした過多湿度と無関係ではありません。確かな防湿対策で大功な財産である家屋の耐久性を高めましょう。

セピオライトの主成分は、含水マグネシウム珪酸塩を主成分とする粘土鉱物

セピオライトはスペインで産出される多孔質鉱物で、その特徴は比表面積の大きさとその構造にあります。親指大でテニスコートと同じぐらいの表面積をもち、タルクレンガを交互に重ねたような特殊なトンネル構造が高い湿気調整能力があります。この調整能力が床下木部の水分減少を可能にし、また乾燥時にはゆるやかに排出することにより乾燥割れを防いだりと床下環境をしっかりガードします。天然鉱物のため不燃性で臭気がなく溶けたり固まったりしないように焼結加工してあり、その効果は長期的で安全かつ安心です。


セピオライトは原産地によって、外観が著しく異なっているために、その地方ではいろいろな名前で呼ばれていましたが、研究が進むにつれてそれらが皆セピオライトであることが解って来ました。湖の底に、または岩の割れ目に溜まった粘土が石になったもので、一般粘土とは異なった結晶構造で、特異な性質を持つことから、様々な分野で広く利用されています。 水平に堆積する大規模鉱床はスペイン、トルコ、 アメリカに存在し工業利用されています。欧州の鉱床では、アルプス造山運動(6500万年前)に伴って形成された内湾での堆積物と考えられています。

セピオライト7つの効果

  1. 床下から冷えを抑止し、室内の空調効果を高めます。

  2. イエダニ等の発生を抑止し、ぜんそく等の病気を予防します。

  3. 床下の乾燥で、シロアリ等の害虫が生息しづらい環境をつくります。

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  4. アンモニア臭やカビの不快臭を除去します。

  5. トイレ、浴室の水廻りや床下収納庫のカビの発生を抑止します。

  6. 床下の水分減少は、害虫防除剤の持続性を高めます。

  7. 結露を抑え、建築木材部の腐食を防ぎ、家の耐久性を高めます。

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